超大作のコロナ体験記です(゚Д゚)

坂本内科関連職員の体験記。超大作となっております。
熟読され、今後の糧にしてください。


コロナウィルス 感染症 COVID-19 陽性症状観察記録
1. はじめに
コロナ感染症(COVID-19 症状)陽性に際しての症状観察を以下に記します。。あくまで、判断基準は個人的所見です。発症した2月X日までの潜伏期間(5日程度)も記しますが、その場所での陽性者はなく、やはり、同じ空間で働く陽性者Zさんとのなんらかの接触が原因と思われます。感染に際しては、マスク着用を行い、手洗いうがい励行をしても蜜状態の部屋での滞在時間及び換気が不十分であれば、非常に感染力が高いものであると思われます。また、私は、ワクチン未接種であり恐怖感がつのりましたが、早期にコロナ重症化阻止の薬の処方をしていただき、比較的軽症で推移しました事は感謝に堪えません。ただ、一歩間違えれば、患者様はじめ院内に於いて大きなクラスターに起因する事でもあり、最小限の感染であった事は誠に幸いでございました。 
・容態変化までの3蜜状態での人的接触 三蜜を、今一度 改めて確認したいと思います。
① 換気の悪い密集場所
② 多数が集まる密集場所
③ 身近で会話や発声をする密接場面
前述したように、滞在時間と換気に触れましたが、リハ室自体が上記の3蜜状態か否かの判断になります。私自身に容態違和感(喉の不快感)があった 2月X日を発症と定めて、潜伏期間 5日と仮定し、自身の行動を遡りして日付ごとに濃厚接触者及び陽性者の可否も確認しましたので記すことにします。
【2月X日の5日前】 坂本Hp.勤務 9:30~12:00 13:30~16:00 
リハ室には マスク着用にて 患者送迎は、3回/3名。午前・午後 合わせて 約90分程度 待機及び補助業務する。窓換気及び天井扇は作働してない、換気扇の作動確認はしてない。他、家族とは日常的接触。体調異常なし。
【2月X日の4日前】 坂本Hp.勤務 14:00~16:00 
リハ室には マスク着用にて 感情送迎は1回/3名(同家族親類)合わせて 約90分程度 待機及び補助業務する。リハ室の窓換気はしてない及び天井扇は稼働してない、換気扇の動作確認はしてない。7:30~18:30 散髪。散髪店にて陽性者の確認はなく、また、散髪作業者はマスク着用し陽性者ではない。他 家族とは、日常的接触。体調異常はなし。
【2月X日の3日前】
業務休日 ピアノ教室 受講 10:00~12:00。マスク着用にて、120分の歓談とレッスン。
講師は、コロナ陽性者でない。他 家族とは、日常的接触。体調異常はなし。
以上が、2月X日の2日前 陽性者Zさんとの接触前まで、私自身の濃厚接触者や陽性者はなく、また、その家族などにも陽性者はいない。
2. 陽性者 Zさんとの接触
【2月X日の2日前】
 通常勤務 出勤 9:30
① 迎 9:45 9:55 リハ室到着~10:10まで 〈待機業務補助時間:15分〉
② 迎 10:10 10:25 リハ室到着~11:00まで 〈待機業務補助時間:35分〉
③ 送 11:00 11:15 リハ室到着~11:45まで 〈待機業務補助時間:30分〉
④ 送 11:45 12:00 リハ室到着~12:00 休憩  
  リハ室 待機業務補助時間(およそ)80分.午後送迎勤務 出勤 13:45
① 迎 13:45  14:15病院 着 並行して実父 坂本Hp退院の為 自宅搬送 
14:45 リハ室到着 ~ 15:35まで 〈待機業務補助時間:50分〉
② 送 15:35 リハ室 着 16:00 ~ 業務終了 帰宅  
リハ室 待機業務補助時間(およそ)  50分
    17日 当日 リハ室での合計待機 業務補助時間(およそ) 130分
【考察】
  上記に記した、人的接触状況から判断して、同じ空間で働く陽性者Zさんとの接触が感染要因と想定される。当時 送迎患者からの意見で、陽性者Zさんが、鼻水及び咳の兆候の兆しをが、若干、垣間見られたとの事。私自身とZさんとの接触は車のKeyを頂く事以外はなく、手洗いは常に実施しているので、Keyでの感染は無いと考える。また、1m以内でのマスク不着用での会話もなく、他 業務補助に至っても近距離での作業は無い、しからば、マスク着用下であっても感染した経緯は、同部屋での換気であろうと推察する。
リハ患者は、陽性者との接触時間が60分程度、私の場合は濃厚な接触はないが、業務補助以外はリハ室の片隅で待機をしている。当日は、今までになく天井扇が稼働していた事に疑問を抱く、上段窓はじめすべての窓は閉鎖(常時)してあり、天井扇の下降流は部屋隅に滞留することも推察される。特定はできないが、これらの事が一要因であるのではと思われる。換気は必須条件であるが、リハ室での換気が不十分である事は入職時に痛感していた。上段窓は常時閉鎖、壁面窓も全て閉鎖(東西南北)、出入口は自動扉の為、リハ患者来訪時以外は閉である。また、トイレも常時閉状態であり、全換気口の作動も、おそらく停止状態と思われる。いわゆる リハ室全体が3蜜状態を醸し出している状態であったことは真実ではなかろうか。以上のような原因・要因が推察される中で、以下に、陽性者との濃厚接触があった17日以降の私自身の容態変化を日記的に記す。
【2月X日の2日前】
この日が、陽性者Zさんとの業務接触最終日である。妻との接触は休憩昼食時に小一時間程度。私自身は無症状の為、且つ 体調も変化なくに業務終了帰宅後 夕刻 30分のEXWWLK及び日常の筋トレ後 入浴。この日、妻は、娘婿宅の家族に不幸があり、帰宅時には妻不在、そのまま、娘宅に宿泊。父は、本日坂本Hpを退院した為、夕食時 40分程度 入院時の症状等々雑談(両者ノーマスク)同時間での食事はしていない、偶然にも時差食事となる。
【2月X日の前日】
8時より 柳川リハビリテーション病院へ膝の注射へ通院 8:30 着
9:00 診断治療 9:25 帰院し、10:00自宅着  妻 娘宅 宿泊の為 家事を行う。
11:00 父と諸々買い物(車内マスク着用)12:00帰宅 昼食 同食事(ノーマスク)
12:30 娘宅より 娘・孫・妻帰宅 ノーマスクで通常の距離下で小一時間の歓談
13:40 父を散髪へ車で送る、父 下車後 そのまま、書店へ買い物(いずれもマスク着用)
15:40 父を迎えに行き帰宅 ノーマスクで孫と10数分会話
18:00 父 本人のみ夕食 妻は、本日も娘宅宿泊の為 16:00頃より不在
EXWWLKトレーニング中止 筋トレのみ 入浴 この段階までの症状は無症状である。
【2月X日 発症日】
9:30頃 坂本Hp職員より、来週のリハ送迎は一週間中止の報あり、Zさんがコロナ陽性発覚の為の事由。今朝より少々 喉の不快感がある為に心配である。
10:40頃 坂本院長先生より、Zさんが陽性の為に、より一層の体調管理を今まで以上に監視するよう連絡あり、特に3日後は要注意との指導がある。
早々に家族へ伝えて、この段階より症状観察開始。極力自室に籠る事とする。 
午後 昼食後、喉の違和感・痰が増すために、過去に処方(坂本Hp)の風邪薬を服用する。(漢方薬・咳止め・痰切り・炎症止め)~昼・夜 2回服用 父とは完全別室。
妻 午後帰宅するが、事情を説明し自室療養、しかし、夕食は 妻と60分間程度(ノーマスク)の食事。その他 日常会話はマスク着用、就寝は自室隔離。
【発症 2日目)】
自室隔離 終日休養。
喉の痛み・痰の症状は改善されない為に、前記した風邪薬 朝昼夜3回服用 家族との生活は通常であるが、自室隔離の状態の為、家族接触はナシ 食欲あり
薬服用後も、まったく改善されず、少々心配になってきた・・・・・。
【発症 3日目】
昨日同様 症状は改善されない。終日休養。
前記した風邪薬 3回服用 起床時に、少し倦怠感を感じる。すっきりしない不快感と恐怖がよぎる。家族との接触は自室隔離状態。妻は娘宅宿泊。
【発症 4日目】
起床時に、喉痛、痰が異常に増しているために、妻を朝イチ迎えに行き事情を説明し、
そのまま、坂本Hp受診、検体検査及びPCR検査後、陽性診断。
私自身に重症化リスクありと、坂本院長先生が判断され、
コロナ感染症薬 ラゲブリオカプセル 服用開始 及び、ツムラ 109と1番、メジコンを服用する。(コロナールは37.4℃以上の際に服用)
また、坂本院長先生より、父が高齢者、且つ、慢性心不全者でもあり、家族感染阻止の為、ホテル療養の進言あり、咳・発熱はない、下痢の症状あり。倦怠感あり 完全自室隔離 味覚・嗅覚異常なし、食欲あり、熱・咳はないが悪寒が増してきたために入浴なし。
痰と喉の激痛があり、ワクチン未接種の為、重篤な症状への恐怖感が増してきた。
妻・父・娘・孫に感染者が出ないよう願うばかりである。
【発症 5日目】
喉の激痛は少々軽減・痰に変化なく違和感がる。熱・咳ナシ 下痢ナシ 食欲あり。
南筑後保健所より、2月24日ホテル療養開始の可との連絡がある、迎えの時間は未定。熱がないので入浴する。夜中に悪寒の症状がある。
【発症 6日目】ホテル療養~1日目
喉・痰に変化あり、喉の痛みも少し緩和され痰切れが増してきた感じがする。
今日は、ホテル療養の初日 事前に、電話で迎えの詳細な到着時間の連絡があり、自宅前に待機する旨の指示がある。
11:20 迎えのハイエースワゴン車来宅 濃紺で、まるで、テレビドラマの護送車の感じである。電話連絡のとおり、乗車時より車中はもちろん全て会話等は一切なし。道中 大牟田市内より、某高校正門前で同校男子生徒1人 高田町濃施より女性1人 広川町で女性1人 私も含めた 合計4人乗車。他、保健所の付き添い1名 運転手1名である。
13:35久留米東横イン ホテル到着 6F 616 号室 入館時に 2F廊下で個々に簡単な説明があり、それ以外は、完全なシークレット管理、一切、Dr.及びNs.事務局者との接触もない、すべて、部屋設置の電話のみ。各フロア 6F~11F?に患者がいる模様で、6Fのフロアの患者数は、10名程度と思われる。
容態監視は、自己管理にて、07:30 17:30 の定時検温、酸素濃度測定が義務である。
時間をおいて、部屋の電話に、Ns.より問診がある。食事は普通食弁当 8:30 12:30 18:30 しかるべき指定の部屋に自分で引き取りに行く 水分は、水・お茶・オレンジジュース・アクエリアスが準備されており、すべて本数に制限なく自由に部屋へ持ち込み可能である。入浴も自己管理、体調不良があった場合のみ通告し診断を仰ぐ形である。
私自身の症状は、喉の痛み・痰が少々改善傾向と思う。咳・熱等の他の症状ないが若干悪寒がある為に入浴ナシ。また、コロナ感染症への恐怖感がつのり、部屋に馴染みがないためか、夜中に数回目が覚める
【発症 7日目】ホテル療養~2日目
 早いもので、今日で、体調不良違和感が発症して7日目。喉の痛みは軽減、痰は切れるが残痰が多い。咳・熱はない、食欲もあり、悪寒もなくなり、体調的に問題はない。部屋が窓際にベッドがあるために、朝は、室温が低くなるので注意が必要。発症から、5~7日に急激な容態悪化の情報もあり恐怖感が、更に、またつのる。気分転換に、熱が無いので入浴し、睡眠は、22:00 やはり、夜中に数回目が覚める。
 
【発症 8日目】ホテル療養~3日目
 コロナ感染症薬 ラゲブリオカプセル 本日の夜で 服用完了。
喉の痛みは無くなった。残痰は少々減少し喉の奥に痰が絡む感じがする。
熱・咳はない、食欲もある。会話がなく、部屋一人の為に、夕刻 フロア内を5往復し、筋トレストレッチを行う。外の温度が、如何なものか分からず 部屋温度管理が難しい、乾燥させずに換気に気を遣う。入浴してない為か、寒暖着衣の着こみのせいか、なぜか寝苦しい。
【発症 9日目】ホテル療養~4日目
 痰切れが昨日より良くなった、喉痛み・咳・熱ナシ 天気同様 春めいてきて元気が少し出てきた。症状は日に日に良い気がしてきた、たまに、痰が絡むことはあるが、気にしないようにする。夕刻、フロア内を8往復、ストレッチ筋トレ体操を少々行う。
喉の違和感、息切れもなく良好と感じる。食欲あり、入浴して 22:30睡眠 一度だけトイレで目が覚める。昨夜より睡眠の質が良いことに安堵する。
【発症 10日目】ホテル療養~5日目
 まだ、痰が絡むが痰切れは良い、他、症状はナシ。まれに痰切れの時に咳が出る程度。
朝の定時報告の際に、ホテル常駐Ns.より、本日でホテル療養終了。明日、退所 可の指示がある、嬉しい反面大丈夫なのかの一抹の不安がよぎる。Ns.談によるとウィルスの死骸がある為に、しばらくは、風邪の症状が継続する場合があるとの事。特に異常があれば、即連絡(かかりつけの病院及び保健所)する旨の指導がある。
コロナ感染症の完治とは、服用薬はもちろんであるが、時間が薬でもあり、自身の気力・体力のみなのかと思う。
【発症 11日目)】ホテル療養~6日目 終了
 07:30 最終 問診あり(電話) 諸症状の再確認と厚労省の感染隔離療養の一定期間を過ぎた事と、症状動向改善の為にホテル療養終了 可との診断である。
退所は、9:30 2F 廊下にて、やっと、担当保健所事務局の人の顔を見て話ができた。
簡単な申し合わせが立ち話し程度あり、西鉄電車にて帰宅。(ホテルから、駅まで徒歩5分)
10:03 西鉄 自宅帰宅は 10:40 5日ぶりの自宅である。
症状は、特にないが、痰が絡む時に咳が出る 他ナシ 食欲あり、入浴。
このまま、後遺症が発症しないことを願うばかりである。天気が雨天の為か、自室がホテル並みの温度でないので、室温管理に気を遣う。悪寒なのか、寒いのか等々・・・・。
坂本院長先生に電話連絡、ホテル療養日に処方して頂いた薬 追加(3日分)服用の可否を確認し完全服用の指示有、再度 午後よりツムラ 109と1番とメジコン服用する。
家族との 食事は、時差食事 自室に隔離状態。
【発症 12日目】
 発症から、12日目 昨日より容態は可。気力も満ちて来た。
症状は、気になる痰 絡みの咳が、まだ出る、熱はない。昼 15分程度の散歩をする。
家族との接触は、時差食事であり、ほとんど自室隔離状態である。
【発症 13日目】
 体調は、昨日と変化ない。いまだ、痰がらみの咳症状が少々残る。
特に喉の奥に違和感あるが、暖かいので、夕刻 30分弱の散歩を行う。15日ぶりに、妻と食事したが対面食事はしない。15日ぶりに晩酌を少々してみた。
他 生活は自室隔離状態が続く。
【発症 14日目】
 万全回復には至らず、昨日と同じ症状が続く。喉の奥の違和感は解消された。味覚嗅覚異常なし。追加分の薬 朝にて終了。散歩等のトレーニングはナシ、午後から、薬の服用を中止する。夕刻 坂本Hpへ薬の服用に際して再確認する、
坂本院長先生より、以前 処方の風邪薬(カルボシステイン錠等)服用 可との事。
しばらく、服用する事にする。家族との生活は平素に戻るが、対面食事ナシ。
ほとんど自室隔離状態。
【発症 15日目】
天気が良いので、昼食後 40分程度軽い散歩。症状は、昨日より良好。
日増しに、体調は良くなっている感じがする。今日より、昨日 指示の風邪薬を服用する。いつになったら、痰・絡みの咳が完全になくなるのだろうか?
【発症 16日目】
 症状は、昨日と変化なし。
30分程度の散歩と筋トレ開始 日に日に快方の感じがしてきた。
用心のため、いまだ、家族との対面食事はナシ、ほとんど自室に隔離状態が続く。
【発症 17日目】
 本日より 通常 勤務。症状に変化はないが、若干、痰がらみの咳も減少してきた。
完全治癒には、まだ、至らない。トレーニングは筋トレのみ、生活も平素には戻らず、自主隔離状態。本日、坂本院長先生よりコロナ感染症の症状記録の要請がある。
以上が、コロナ感染症発症から、業務復帰までの私自身の症状観察記録です。
諸々の原因・要因があるにせよ、私自身がコロナ感染症を患ったことは事実であり、
さまざまな角度から分析し、二度と このような感染症を患わない為にも、今一度、自分自身の生活の見直しや、三蜜の局面を避け、濃厚接触の回避を自らが率先し実行する事で感染回避ができる事であると考えます。
まさに、はじめに述べましたように、一歩間違えれば大規模な院内クラスターに発展する事でもありました。このような事態を避けるためにも、お互いが病院従事者としての心構えを改めて認識し業務に従事すべきと思います。
次に、坂本院長先生の依頼による、コロナ感染症に対する事項は Q&A書式にして改めて添付しております。また、改善策等も付随させて頂きますので、具体的な対応を実行していただければ誠に幸いでございます。

【坂本院長先生からの確認質問事項 Q&A】

Q1.なぜ、どのような経緯で感染したと思われるか?
A1. 症状発症より、遡り 私自身の接触者には濃厚接触は限定されており、それらの人の中で、陽性者はZさんのみである。依って、このZさんとの業務上での何らかの接触もしくは飛沫感染による発症の確率が非常に高いと考えます。
Q2.陽性診断までの待機期間変化及び個人的所見?
A2.通常の風邪での、喉の違和感と考えて、私自身に、過去に処方されていた風邪薬を3日間服用、一向に症状改善されず。また、同時に違和感があった日に、坂本Hp職員及び院長先生から要注意濃厚接触者としての観察指示があり、自主的隔離と家族との接触を回避した。この早々の指示伝達のおかげと、幸いにも、妻が娘宅へ宿泊の為に濃厚接触者としてのレベルが軽減された。同居の父も、退院後間もない為に自室に静養していた為に、これらが功を制し奇跡的に家族感染を免れたと思います。また、私自身が、コロナワクチン未接種の為に、重篤な症状も危惧される為、非常に恐怖感を覚えました。
Q3.病院職員がこうした方は良いと思う事を具体的に?
A3. コロナ感染症にならぬ為に的を絞ると、いわゆる三蜜の絶対なる阻止以外にないと思います。
① 換気の悪い密集場所。
② 多数が集まる密集場所。
③ 身近で会話や発声をする密接場面。
以上の3蜜の回避を、今一度、病院従事者として、私自身も含み、改めて公私に再認識して頂きたいと思います。コロナ感染症オミクロン株は、非常に感染力が高い事は周知の如くでありますので、まずは、実践項目可能な出来る事を、気を引き締めて始める事ではないでしょうか、まずは周知徹底する事は、マスクの完全励行はもちろん、手洗い・うがい、集まらない、無駄なおしゃべりをしない、換気の完全励行が必定と考えます。
Q4.コロナ感染症に対する自分自身の再感染及び
職員・患者へ実行したい事して欲しい事?
A4.先に述べた 3蜜回避は、もちろん、人的な必須事項です。
   その他、私自身の前職での搬送業務の経験上、他 病院及び老人施設等で見聞した事柄も含んで明記させていただきたいと思います。
  
  (人的 行動改善策)
① 毎日の職員間の体調管理の実践。
     体温・咳・痰等の自主的 体調管理一覧表の作成と第三者によるチエック。
② 患者 院内入室前でのコロナ感染症水際対策の強化。
殆どの院内・施設では、発熱等の体調管理は入口前で、有人での管理強化を行っております。無人化の場合は、デジタル画面検温計と連動しており、高温患者や職員勤務者にも、パテライト点滅や異常ブザー等が警鐘される状態です。なかには、初熱者の検温異常時の場合は、扉が開かない施設病院もありました。しかるべき費用も費やしますので、簡単に設備導入は無理と思われますので、患者はもとより、看護師及び職員の毎日の勤務時に強化推進を図ることが先決と思います。
③ 換気の励行と患者に対する感染予防での換気推進中のPR活動
 常時 窓解放の換気 東西南北の空気の流れの把握。入院病棟及び外来や事務室等で常時換気不可能の場合は、たとえば1時間毎等に10分換気の励行等など。患者には、コロナ感染蔓延防止対策への協力を仰ぎ、空間換気の励行推進展開中を患者へ協力依頼のPR活動をポスターなどの掲示物で知らしめる。
問題点は、寒ければ着衣、暑ければ薄着の協力体制の構築。
④ 外来他病棟内 及び リハ室、訪問看護師室等への不定期な巡回
 週代わりなどのリーダーを選出し(最低2名)職員の体調変化や適性換気が行われているか等呼びかけ運動の展開を行う。某病院では、安全管理推進パトロールが行われ、看護師ほか職員のコロナ感染症への意識改革向上を推進する事を図っていた。
(機械及び物質的改善策)
① 換気口の最大活用。
(リハ室は、24時間換気口があります。ぜひ、運転すべきと考えます)
② リハ室に於いては、適正な窓口の解放換気と天井扇の常時運転及びトイレの常時換気。他 外来及び病棟、受付待合室での適性換気の推進。
③ リハ室 ゴミ箱 密閉型20ℓ(足ふみ開閉型)の設置。現状のゴミ箱は開放型の為に、使用済のペーパータオル及びティッシュ、医療手袋などが散乱目視されます。これらの不衛生的な空気が天井扇等での室内気流蔓延する事が考えられますので密閉型ゴミ箱の設置が望ましいと考えます。
【まとめ】
結局は、様々な感染予防蔓延防止手段としての3蜜及び換気を強化推進しても、先に述べましたように、最終的には、個人の危機管理能力の問題になります。病院従事者としてのモラルの向上はもちろん、コロナ感染症は、周知の如く個人だけの感染ではありません、自分自身の廻りに多大な迷惑をかけ、しいては、勤務している病院としての信頼を失墜することになり兼ねません。
また、昨今、どこの誰が陽性者なのか感染状況の把握が非常に難しい問題なっております。症状が比較的軽症でも、最悪の事態を想定し危機管理能力を高め、早々の受診を進言致します。早期の、発見、治療、隔離静養が一番大切である事がコロナ感染症の蔓延防止の初期制御と思います。
最後に、コロナ感染症を患い コロナ感染症薬 ラゲブリオカプセルの服用、自宅隔離療養にホテル療養と類まれにない貴重な体験をしました。尚且つ、私自身の課題として、感染防止及び重篤症状回避の手段でもある、ワクチン接種の可否が残りますが、適性時期を判断して検討する事も必要ではと考えております。
以上

ホテル療養の経験談です。またまた、リアルなお話でしたね。他人事ではありません。しっかり対策して行きますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

医療法人 慶潤会 坂本内科医院    0944-51-3200

上部・下部内視鏡検査(胃カメラ、大腸カメラ)、CTスキャン、エコー、透視(胃・大腸のレントゲン)など行っています。胸焼け、逆流性食道炎、吐血、出血、血便、下血、便秘などお悩みならどうぞ。そ解らないことの相談など、皆様の健康管理に少しでもお役に立てるよう頑張っております。消化器、肝臓、逆流性食道炎、胃潰瘍、吐血、下血、肝炎などご相談下さい。睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査も行っています。