驚愕😵‍💫コロナ体験談です！

当院関係者のコロナ体験談です。非常にリアルに書いて頂きました。必読ですよー。

・どういう経緯で感染したと思われるか。

一緒にスポーツをした相手が発熱したとの連絡を受け、自身も感染しているのではないかと思いました。私が発症する５日前に接触しており、その間の症状は特にありませんでした。

接触の内容としては、お互いマスクを着用した状態で２０分程度練習をしました。場所の広さはバレーボールのコートが１面作れるくらいの広さの体育館で行いました。相手との距離は常に２メートル以上離れていましたが、お互いが同じボールを触る機会があり、感染のリスクは十分に考えられます。その他、考えられる感染経路としては、コンビニやスーパーなど以外は自宅と職場の往復でしたので心当たりはありませんでした。

・待機期間の症状の変化について

発症当日

濃厚接触後、５日目に微熱と咽頭痛が出現し院内でのPCR検査の結果陽性となりました。

当日から３日目まで

咽頭痛と微熱の症状から高熱になり、３９℃台の発熱が続きました。解熱剤を服用後は３７℃から３８℃に少し下がりましたが、すぐに３９℃に戻るというのを繰り返しました。

倦怠感と全身痛があり、起き上がると頭痛や眩暈を感じ、臥床で経過しました。悪寒があり、毛布２枚に掛け布団を用意しましたが、ガタガタ震えていました。夜間の睡眠は全身痛がある為、１時間ごとに目を覚ますような断続的な睡眠であり苦痛だったのを覚えています。食欲はありましたが、味覚と嗅覚が低下しており、何を食べても食感のみの感覚でした。

4日目〜

夜間のみ発熱するという現象が続きながらも連続して睡眠がとれるようになりました。味覚と嗅覚は低下したままでしたが、少し活気がでてきました。

6日目〜

家族と隔離し、独居にて生活していた為、部屋の片づけや洗濯などを行いました。体調は特に問題ないと思っていましたが、少しの動作で息が切れ、休憩を行いながら作業をしました。

8日目〜

症状も消失し、家事などの作業も休憩することなくできるようになりました。味覚や嗅覚も７割ほど回復しており、だいたいの味や匂いはわかるようになりました。

保健所からの電話や、家族とのテレビ電話など以外は隔離状態であり、一人で過ごすことにストレスを感じるようになったともに、仕事に復帰できるのか不安を強く感じました。

・待機期間に考えていたこと

多くの患者様と接触しており、濃厚接触者が多くクラスターなどを起こしていないか心配していました。濃厚接触者への連絡や感染対策の徹底や再確認など各スタッフに負担をかけてしまったことへの罪悪感がありました。

また、家族に関してはワクチンを接種していない子供がいた為、家庭内感染や学校を休んだことにより子供が偏見を受けないか心配しました。

・他の職員にこうした方が良いと思うこと

マスク着用を前提においても、密にならないことが大事だと思いました。具体的には、人ごみなど密集している所に行かないことや、車などの同乗を避けることができれば感染しにくいと感じました。また、場所だけでなく物の共有を減らすことが大事だと思いました。ドアノブやテーブル、物品に触れることで間接的に接触してしまい、感染している場合もあると感じました。

・今後、感染しない為や他の職員、患者へ実行したい事、してほしい事

大牟田市内、病院、施設において、陽性者や、それに伴うクラスターなどが流行している状態であり、いつ、誰が濃厚接触者や感染者になるかわからない状態です。デルタ株やオミクロン株など株によっては症状も様々で最近は軽症例が多いと言われていますが、私自身軽症には感じませんでした。感染し死亡する場合もある為、どの場合でも自身が感染源になるリスクがあると改めて感じました。

また、濃厚接触者の定義ではマスク着用した場合は濃厚接触者にならないことや、濃厚接触者となり感染する可能性がある期間が７日間と幅がある為、定義に該当しない場合も安全を証明するには不十分であると感じました。

業務上、対人接触が多く、感染源や感染する可能性が高い為、今後一層マスクや手洗い、環境調整に配慮することが重要だと感じました。仮に自身に症状がない場合でも、自身を介して感染させる場合もありますので、常に濃厚接触者の意識を持ちながら、最低限の接触で業務や生活を送りたいと思っています。

誰もが望んで感染しているわけではありませんが、感染しないように十分対策をとるということは医療人として、義務であると感じました。また、感染症のみならず医療事故や各疾病によるリスク管理などを徹底することの重要性を改めて感じましたので、今後の業務に生かせるように努めます。

以上です。いつ何時感染するかも分かりません。ウロウロせず、明日は我が身と自分を戒めて生活しましょう✌️